うちのインコ② ヨウムはオウムじゃないよ。
「これってオウム?」
「いや、ヨウムです。」
「じゃあ、オウムってこと?」
「いや、大きいインコ ですね。」
このくだり何回やったことか。ヨウム飼いあるあるですね。
名前がね、悪いと思うんです。「ヨウム」って「オウム」みたいだし、漢字で書いても「洋鵡」ってまさに海外のオウム(鸚鵡)ってことですやん。
ん?でも日本原産の鸚鵡っていんのかなー?
まあ、名前のもんく言ったところでどうしようもないので、うちのヨウムちゃん紹介します。
名前はコニーちゃんです。メスです。
名付けは当時小学3年生の娘です。実は、娘本人は「ポニー」と言ってたそうなんですが、私の聞き違いで「コニー」になりました。
っていうかその前に「ポニー」って、、、
一応鳥やし、、、
ポニーさん的な要素ないし、、、
動物の種類の名前付けるって、、
ワンちゃんにウシくんって名前つけるような?
シュール過ぎて、一周回って「ポニー」ちゃんのほうが良かったような気がしてきた。
生まれたのが2016年の5月で、今2歳を過ぎたところです。お迎えしたのは昨年の7月。
ぼちぼち1回目の反抗期がはじまるそうなんですが(ヨウムの生涯には2度反抗期があるそう)、今のところはまだかな?
話によると、寿命は50年らしいので、普通にいけばこっちの方が先にヨヨイノヨイになりそう。鳥類って意外と長寿で、先出のオキナインコやシロハラインコも30年とのこと。
ヨウムをお迎えする前に、本やらネットやらで饒舌なヨウムさんを見ていたせいで、かなり期待値が上がってたせいもあるけど、うちのコニーさん。今のところ、インテリジェントなところが見受けられません。
「オキナインコはヨウムに次ぐ知能を持つ〜」という文言を見たことがありますが、うちに限ってはオキナインコの方がインテリジェントですね。
オキナインコはTPOに応じて、「オハヨー」「コンチワ」「コンバンワ」「オヤスミ」「オカエリ」と各種挨拶を使いこなすほか、その他もろもろこちらのアクションに対応してくるんです。手前みそですいません。でもちゃんとこっちが何を求めているかを解ってる風に見えるインテリジェンスを感じるんです。
一方、コニーさんは、とりあえず、覚えた言葉連呼系&上書き系なので、週替わりでマイブームの言葉をひたすら叫ぶといった感じです。
ちなみに、今は「ただいまー^_^」ですね。朝からおはようの代わりに「ただいまー」、寝るときも「ただいま(でも声のトーンはやや抑えめ)」、こっちが外から帰って来ても「ただいまー」、メシくれーも「ただいまー」、たまに、この「ただいまー」にオキナインコが反応して「オカエリ!」って健気に返しているところがなんとも。
一応、それ以外もいろいろとおしゃべりはしてるんですが、リンゴ姉さんばりに早口のせいで何言ってるかほぼわかりません。この前いきなり「はい、ざんねーん」って言われました。
お迎えした当初は、飼育係のお姉さんのかわいい「はいはーい」を連呼してたんですが、もう上書きされて完全に消えてしまいました。
ヨウムにしては多少アホっぽいですけど、見てると飽きないというかケージの中が大好きなのかわかんないですがよう動き回って遊んでます。一応、ケージの外に出すんですが、パトロールが終わったらサッサと帰って、おもちゃにぶら下がったり、わざと絡まったりするのが楽しいみたい。
まあ人生50年生きる生物だとしたら、2歳くらいじゃ知能レベルは人間とそんな変わんないのかも。
とりあえず、健康体でいてくれたらオッケー牧場ですね。
あー、あとヨウムって噂通り、すっごい脂粉(白っぽい粉)とちっさいうぶ毛みたいなのがよく出ます。冬はケージが丸ごと入るアクリルケースに入れてるんですが、1日で薄っすら積もります。ので、空気清浄機と掃除機(できればパワー重視のコードレス)必須です。
ヨウムさんは本当に奥の深い鳥なり。